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戦時中とは?学芸員が解説 徳島市立考古資料館【徳島】(徳島県)



戦後80年、当時の生活品などから戦時中の様子を解説する催しが、7月21日、徳島市立考古資料館で開かれました。

徳島市立考古資料館では戦後80年を迎え、改めて戦争について知ってもらおうと、戦争に関する資料など約100点を展示しています。

21日に開かれた解説会には約10人が参加、防空壕の中から見つかった茶碗などから戦時中の統制について学びました。

(徳島市立考古資料館・村田昌也 学芸員)
「お茶碗なんですけども、全部同じ柄ですよね、統制陶器っていって戦争が始まってですね」
「国が経済的なところを全部コントロールするようになるんですね」
「焼き物を焼く際の燃料を適切に使うために、こういった物まで統制するようになったんだ(と思われる)」

参加者は、茶わんから読み取れる戦時中の背景に真剣な表情で耳を傾けていました。

この展示は、8月31日まで徳島市立考古資料館で行われています。

(07/22 12:00 四国放送)

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