■男に懲役12年の実刑判決 牟岐町2人死傷事故【徳島】(徳島県)
2024年9月に牟岐町で、飲酒運転のうえ事故を起こし2人を死傷させた罪に問われている男の裁判で、徳島地裁は6月5日、求刑通り懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、美波町の元介護支援専門員の男、60歳です。
起訴状などによりますと被告の男は2024年9月、牟岐町の国道で酒を飲み、正常な運転が困難な状態で車を運転し、センターラインを越えて対向車線の車に衝突。
運転していた町内に住む86歳の男性を死亡させ、助手席の80歳の妻に大けがをさせた、危険運転致死傷の罪に問われています。
5日の判決公判で徳島地裁の沖敦子裁判長は「自動車を運転することを認識しながら多量の飲酒をしており、交通安全に対する意識の低さが認められる」などとして、被告に求刑通り懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
弁護側は控訴について「被告人と話してから決める」としています。
(06/05 18:45 四国放送)
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