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「青春のすべてをかけて」 日本一目指す生光学園・女子柔道【徳島】(徳島県)



5月30日に開幕する県高校総体。

フォーカス徳島ではシリーズで注目選手をご紹介します。

シリーズ最終日の30日は、女子柔道。

日本一を目標に練習に励む、生光学園高校の選手を取材しました。

生光学園高校・柔道部。

北は北海道、南は沖縄から集まった総勢36人の部員が、日本一を目標に掲げ練習に励んでいます。

県総体では団体戦で4連覇中です。

近年、力をつけ、全国大会の常連校として知られるようになりました。

(生光学園柔道部・伊田真粧美 監督)
「はい、強くはやく、強くはやく」
「足止めるな」

指導するのは、2025年で7年目を迎える伊田真粧美監督。

(生光学園柔道部・伊田真粧美 監督)
「雰囲気としては、ものすごくいい雰囲気で」
「取り組むべき課題をしっかり克服できるように」
「日々、練習が終わってからも、研究を積み重ねています」

高い志を持った部員たちは、切磋琢磨しながら技を磨いていています。

その中でも、注目選手はキャプテンの井上愛翔選手。

17歳以下の48キロ級、日本代表に選ばれた実力者です。

スピード感あふれる柔道で、切れのある背負い投げを得意技としています。

春の選手権大会では、高校1年から2年連続日本一に輝いた一方で、インターハイでは2年連続で2回戦敗退。

苦い思いを味わいました。

(生光学園柔道部・井上愛翔 主将)
「インターハイでは、悔しい思いしかしていないので」
「最後のインターハイでは、日本一になれるように頑張りたいと思います」

続いては、巧な技を繰り広げる副キャプテン・前田琳音選手。

春の選手権大会で、2年連続・全国3位の実績を持ちます。

しかし、インターハイでは結果が出ておらず、最後の夏はリベンジを果たすべく、熱い意気込みを語ります。

(生光学園柔道部・前田琳音 選手)
「今まで支えてくれた人達とか、この仲間でできるのも最後なので」
「みんなのラストって思いも背負って、恩返しできるように頑張りたい」

団体戦では、最初の目標として県総体5連覇を目指します。

この大会のために階級を上げて挑む選手もいて、最後の夏に向けチーム内の競争も激しくなっています。

(生光学園柔道部・井上愛翔 主将)
「ここで学んだことを出し切って、悔いの残らないように頑張りたい」

多くの部員が親元を離れ、青春を柔道に掛けた生光学園高校 柔道部。

目標の日本一に向けた戦いが始まります。

(生光学園柔道部)
「日本一になるぞ」
「おー!」

県高校総体の柔道は、6月1日と2日の2日間、鳴門市のソイジョイ武道館で行われます。

(05/29 18:27 四国放送)

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