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知事「1年以上遅れることない」 新ホールの事業者公募中止【徳島】(徳島県)



後藤田知事は7月25日の定例会見で、新ホールの事業者公募中止について「計画が1年以上遅れることはない」との見解を示しました。

(後藤田 知事)
「全国で入札不調が頻発化しております」
「どういった形にしていけば新ホールが早く建つのか、ということを早急に研究したい」

県は藍場浜公園に新ホールを整備する計画で、2025年5月から設計・施工を担う事業者を公募していました。

しかし、7月22日の締め切りまでに参加の意向を示す事業者がいなかったため、公募を中止しました。

こうした事態を受け、後藤田知事は25日の定例会見で、背景に資材高騰や人材不足があるとした上で、次のように述べました。

(後藤田 知事)
「どういう価格であれば、どういうものができるのか」
「こういうことは、真摯に事業者の方々とも公平性・透明性を失わない範囲で意見を聞きたい」

今後は工事費や発注方法の変更も含め、事業者と意見交換するとしています。

一方で、すでに計画が持ち上がって30年、これ以上の遅れを懸念する声に対しては。

(後藤田 知事)
「大幅な遅れはない、1年以上遅れることない」

このように述べ、これまで完成時期と定めていた2030年2月末から、1年以上遅れることはないとの見解を示しました。

(07/25 18:15 四国放送)

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