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子孫が寄贈  県立博物館で「守住勇魚」作品展【徳島】(徳島県)



徳島ゆかりの画家、守住勇魚の作品などを集めた展覧会が、県立博物館で開かれています。

守住勇魚は、幕末から昭和初期にかけて活躍した画家で、徳島藩御用絵師・守住貫魚の息子として知られています。

会場には、その勇魚の作品を中心に、63点が展示されています。

これは、南北朝時代の軍記物語「太平記」の一場面を描いた作品。

後醍醐天皇が衣を被り、監禁先から逃げ出す場面が描かれています。

勇魚は歴史への造詣が深く、精密な描写を得意とした一方、写実力にも優れ、植物画や風景画でも多くの名作を残しました。

(学芸員・大橋俊雄さん)
「去年に守住家の子孫のお家から(資料を)寄贈していただきました」
「普段目にすることのない、作品と資料を展示しています」

この展覧会は、7月6日まで、島市の県立博物館で開かれています。

(04/23 11:50 四国放送)

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