■今後の政局は? 国民民主党の玉木代表に聞く【徳島】(徳島県)
国民民主党の玉木雄一郎代表が11月2日、徳島を訪れました。
新政権の発足から2週間。
高市内閣との向き合い方や、県内における候補者の擁立などについて私、森本が話を聞いてきました。
(国民民主党・玉木雄一郎代表)
「ガソリンの暫定税率がついに年内廃止が正式に決まったんです、皆さん」
「一番の手柄は俺だ私だじゃなくて、国民の皆さん、皆さんの手柄なんです」
11月2日に徳島駅前で街頭演説を行った国民民主党の玉木代表は、党が一貫して訴えてきたガソリンの暫定税率廃止の実現を、「国民の手柄」と評し、党勢拡大に向けた更なる支援を訴えました。
一時は「総理候補」ともされた玉木代表は、現在の政局をどう見ているのでしょうか。
(森本)
「参院選終了から怒涛の4カ月。どう総括されますか」
(玉木代表)
「7月20日に参院選が終わって、ようやく国会が開いた。この間政治空白で物事が進まなかった特に物価高騰対策がずっと置き去りになっていた」
「高市内閣が成立したので、ぜひ物価高騰対策に全力で取り組んでもらいたい」
「その意味ではずっと訴えてきたガソリン暫定税率の廃止がようやく決まりましたんで、自動車ユーザーの多い地方の皆さんにとっては負担軽減策として非常に良かったと思う」
「物価高騰対策を与野党超えてスピーディーに進めていくのが、これから必要だと思うので、われわれも頑張りたい」
(森本)
「新内閣とどう向き合うのか・スタンスは」
(玉木代表)
「われわれは対決より解決。政策本位でやっていこうと、どこと組むかということが、この間もいろいろ言われましたが、われわれがどこと組むかというよりも、何を成し遂げるかということで」
「国民にとって必要な政策が協力して進められるのであれば、そこは協力して進めていきたいし、おかしいなと思ったら協力はしないので」
「そういう意味では、政策本位で高市内閣には向き合っていきたい」
(森本)
「自・維・国という与党の中で政策実現という判断は無かった?」
(玉木代表)
「どの政党も過半数取っていないので、与党と野党の垣根がすごく今下がってきていると思う」
「どこと組むかではなく、何を成し遂げるかということで、国民にとって良い政策は与党も“これはやるべきだ”と思うはずなので、閣内・閣外関係なく言うべきことは言うし、協力すべきところは協力していきたい」
「立憲民主党とも一緒に進めるものがあれば、法案提出を一緒にしたり、これから協力するところが出てくると思う」
(森本)
「次期衆院選の徳島1区・2区の候補者擁立の方針は?」
(玉木代表)
「次の衆院選では51議席を目指そうと、これは衆議院で予算を伴う法案を国民民主党単独で出せる数字であると同時に、内閣不信任案を単独で出せる」
「北海道から沖縄まで各都道府県1人は最低限公認候補を立てるという目標にしたので、徳島1区・2区、必ずどちらかの区で国民民主党の公認候補を立てますので、その擁立作業を、県連ともよく相談をしながら進めていきたい」
最後に念願だったガソリン暫定税率廃止を実現した今、玉木代表が目指す次の一手を聞きました。
(玉木代表)
「せっかく稼いだものが、その多くが税金で取られてしまうということをできるだけ抑えて」
「出費も増えているから、その分手元に残るお金も増やさないと生活が苦しくなるから」
「手取り増、手取りを増やすということを次の大きな目標として実現していきたい」
(11/04 18:18 四国放送)
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