■「次も決まらない状況になってはならない」 県の新ホール再公募【徳島】 (徳島県)
県が新ホール整備に向け、9月中にも始める事業者の再公募について県は、9月9日の県議会の委員会で「次も決まらないという状況にはなってはならない」と述べました。
9日に開かれた県議会のまちづくりなどに関する特別委員会では、新ホール整備に向けた事業者の再公募について意見が交わされました。
県は、工事費や工期は変更しないとしたうえで、建設関係者などに行ったヒアリングの結果をもとに、参加資格要件を緩和するなどし、9月中にも再公募する方針です。
(護民官・扶川敦 議員)
「ヒアリングをした結果(事業者の)声に応えれば」
「9月末までに再公募しても、ちゃんと応募してくるという手ごたえはありますか」
(県観光スポーツ文化部・伊澤弘雄 次長)
「次も参加表明がないですとか、優先交渉権者が決まらないという状況にはなってはならないと考えておりますので」
「少しでも事業者選定に向けた可能性を高め、また高めることのできる応募の形で検討を進めてスタートを切れたら」
一方、整備手法や選定方法が確定していない中での再公募の方針に、自民党県民会議の北島一人議員は「焦りが見える。一度立ち止まり、県の姿勢を明確にした上で事業者と対話すべきだ」と述べ、改めて慎重に議論を進める必要があると訴えました。
(09/09 18:45 四国放送)
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