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「マックなら 車で40分」 メイドイン三好市の「ラップ」で地元PR!【徳島】(徳島県)



みなさんは、三好市の魅力を「ラップ」で伝えようと活動するグループがあるのをご存じでしょうか。

地元住民を巻き込んで作った曲で、三好を世界に発信したい。

活動を通じて届けたい想いや、今後の展望を佐々木さんが取材しました。



アーティスト TKLeoさん

池田高校出身、TkLeoさん18歳です。

この春、高校を卒業し看護師を目指して専門学校に通う傍ら、歌手として活動しています。

一体どんな歌を歌うのか、さっそく一曲お聴きいただきましょう。

(ラップ)
「ようこそ Everybody ここ三好」
「どこそれ?って反応お見通し」

そう、ラップです。

出てくる歌詞は、三好市にまつわることばかり。

タイトルは「Miyoshi Love」、2025年2月にユーチューブで公開されました。

ミュージックビデオは、すべて三好市で撮影。



PV

撮影当時、池田高校の3年生だったTkLeoさんが出演し、豊かな自然や歴史溢れる街並みを背景に、三好市への想いを歌い上げています。


(MV)
「映画やら 遊び場 スタバもねえ」
「のんき屋でまた くだまこうぜ」
「マックなら 車で40分」
「この町のリアル発信 日本中」

(地元住民)
「池田の高校出身の子がやってるやつですよね。存じてます」
「三好で活動しているの、すごいなって思います」

地元住民にも浸透してきている様子のこの曲、動画制作を手掛けたのは、池田町にサテライトオフィスを置く、東京のマーケティング会社。

Limited Members Associate 三好サテライトオフィス

過疎化が進む三好市の活性化に取り組もうと、三好市の魅力を世界に発信するプロジェクト「Мiyoshi DOGGs」を立ち上げました。

でもどうして、ラップで動画を作ることになったのでしょうか

(Мiyoshi DOGGs・横山瑶子さん)
「なんかもっと三好を盛り上げたいよねという経緯から、うちの社長がすごくヒップホップ好きなので」
「ご当地ラップ的なやつをやったら盛り上がるんじゃないかという、ふわっとした話から」

1曲目をリリースした2か月後には、2曲目となる「MiyoshiAfter All」を公開。

「三好で暮らす若者たち」をテーマに、地元の中高生が出演しています。

池田町の街並みや通学路などで撮影が行われ、地域に暮らす若者たちのリアルな日常が描かれています。

(MV)
「町で会う人々も 親戚みたいなもんさ」
「狭いコミュニティ」
「だだ漏れの個人情報、それも」
「ある意味セキュリティ」

TkLeoさん

(TkLeoさん)
「三好市の魅力に住んでいて、気づけていなかったと思った」
「三好市にはこんな美しい景色があるんだ、こんなにおいしいご飯があるんだ」
「こんなにいい人が、優しい人はいるんだっていうのを、再確認させられた。ミュージックビデオを通して」

(記者)
「2曲目で、お気に入りの歌詞はあるか?」

(TkLeoさん)
「確かに不便かも、けど求めりゃキリないのは、ここだけじゃないだろ」
「別に山に囲まれたこの町こそがPlace to be」
「確かに不便だけど、でも私たちにとってはこの町こそが」
「魅力ある素晴らしい場所なんだってっていう歌詞、印象に残っています」

TkLeoさんが出演する2曲を含め、プロジェクトでは2025年中に、6つの曲を配信する予定です。

期待が高まる3曲目の舞台は、三好市を代表する観光スポット「祖谷のかずら橋」。

今回の曲作りに参加したのは、三好市在住の3人。

ぞっさん、МINAMIさん、正木慎一さん

左からぞっさん、МINAMIさん、正木慎一さんです。

5月、ミュージックビデオの撮影が終わったばかり。

まだ公開されていない、新曲の音源の一部を特別にお聞きください

(ぞっさん)
「かずら橋、着物じゃん、着物で渡りたいじゃんっていうコンセプト」

(МINAMIさん)
「かずら橋に来たくなるような、ラップになっている」

(正木慎一さん)
「全国の人たちに聞いてもらって、三好市に訪れる人が増えてくれたらなと思う」
「あと一つ、一応今週末、四国放送まつり、まだぼくら空けてますので」
「スケジュールオファー待ってます。よろしくお願いします」

(Мiyoshi DOGGs  詳しくはこちらから)
https://miyoshi-doggs.com/mv/ [https://miyoshi-doggs.com/mv/]


(05/26 00:00 四国放送)

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