■世界陸上女子マラソン7位 小林香菜選手が凱旋【徳島】(徳島県)
陸上の世界選手権女子マラソンで7位入賞を果たした、大塚製薬の小林香菜選手が9月23日、徳島阿波おどり空港に凱旋し、関係者らの出迎えを受けました。
9月に東京で行われた、陸上世界選手権女子マラソン。
初めて日の丸を背負った大塚製薬の小林香菜選手は、猛暑の中、世界の強豪相手に見事7位入賞の快挙を成し遂げました。
(女子マラソン・小林香菜 選手)
「(7位入賞は)本当に嬉しかったです、足辛くてヘトヘトだったが」
「あの時(ゴール)自然とガッツポーズが出たのは応援の力で、後半辛いところもたくさん応援の声聞こえて頑張れたので」
「一人で勝ち取った入賞じゃないと感じて、自然とガッツポーズが出ました」
しかし、初めての世界の舞台は、プレッシャーとの戦いでした。
(女子マラソン・小林香菜 選手)
「初めて代表という立場になって、プレッシャーとか感じて辛い時もあったが」
「終わってみれば楽しさや達成感でいっぱい、苦しい分、嬉しさも大きいなと思っている」
沿道からの声援も背中を押してくれました。
(女子マラソン・小林香菜 選手)
「自国開催だったからこそ、応援の力は本当に感じていて、練習とか合宿の大変さはあっても」
「またこのような立場で走れたら嬉しいなと改めて思う」
しかし、挑戦はまだまだこれからです。
次の目標はもちろん3年後、2028年のロサンゼルスオリンピック。
(記者)
「世界の舞台は楽しめたか?」
(女子マラソン・小林香菜 選手)
「はい、当日はやはり(緊張などから)100%楽しめなかったが、終わってみたらとても楽しかった」
(記者)
「次の世界はもっと楽しめるか?」
(女子マラソン・小林香菜 選手)
「どうでしょうね、楽しめるようにここから準備していきたいです」
今回、入賞を果たしたことで、小林選手は28年ロサンゼルスオリンピックの代表選考会「MGC」への出場権を得ました。
大塚製薬からは、男子の上門選手も「MGC」出場権を手にしていますから、アベック代表も期待できますね。
(09/24 18:00 四国放送)
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