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「意図的な隠ぺい」を否定 徳島市議会百条委員会【徳島】(徳島県)



徳島市が生活保護の国庫負担金を過大に請求していた問題で、10月29日の市議会百条委員会では、2024年度から生活福祉第一課長を務めている男性が「意図的に隠すつもりはなかった」と証言しました。

この問題を調査している徳島市議会百条委員会には29日、4人目の証人に前年度から国庫負担金に関する業務にあたっている、生活福祉第一課長の男性が呼ばれました。

男性は課長補佐だった2020年1月ごろ、県監査を前に、係長から問題を知らされ上司に報告したと説明。

また、問題を調査するよう係長に指示していたとし「是正できる立場ではなく、実務担当者に改善案を検討してもらい、上に報告すべきと思った」「コロナ禍で、上司も2度変わり、バタバタして進まないまま異動となった」と話しました。

また、上司に報告し意図的に隠そうとは思っていなかった、と証言しました。

次回証人尋問は11月27日に行われ、会計検査が行われた2022年に生活福祉第一課長だった男性と、2025年2月にこの問題を調査するよう指示した都築伸也政務監を呼ぶ予定です。

(10/30 18:02 四国放送)

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