■旅するチョウ「アサギマダラ」の観察会 マーキングも体験【徳島】(徳島県)
渡り鳥のように長い距離を旅するチョウ「アサギマダラ」の観察会が10月25日、阿南市で開かれました。
黒い縁取りに薄い藍色、あさぎ色の羽が特徴のアサギマダラ。
春は南から北へ、秋には北から南へ移動する習性があり、中には和歌山県から香港まで約2400キロ移動した個体も確認されるなど、「旅するチョウ」として知られています。
25日に観察会が行われた岩脇香風台公園には、地元住民らによってアサギマダラが好む「フジバカマ」が植えられていて、この日、約100頭が飛来しました。
参加者は、アサギマダラの移動ルートやオスとメスの見分け方について学んだあと、移動ルートを解明するため、チョウに場所や日付を示した文字を書く「マーキング」を体験しました。
アサギマダラは、フジバカマが咲く11月中旬ごろまで飛来するということです。
(10/27 18:19 四国放送)
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