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「甘い!」おいしさの秘密は? 春ニンジンの収穫を体験【徳島』(徳島県)



全国有数の生産量を誇る、徳島の春ニンジンの出荷が4月中旬、最盛期を迎えています。

甘くておいしい春ニンジン、収穫に豊成アナウンサーが同行しました。

(豊成アナウンサー)
「春ニンジンの季節がやってきました」
「徳島県の春ニンジンのおいしさの秘密、探ります」

徳島県は、全国有数の春ニンジンの名産地です。

このうち、藍住町などで春ニンジンを栽培する野田誠さんの10ヘクタールの畑でも、連日「春ニンジン」の収穫が行われていて、4月中旬ごろから出荷のピークを迎えています。

(豊成アナウンサー)
「徳島県の春ニンジンの特徴を教えてください」

(JA徳島県・野田誠 さん)
「ほかのニンジンの産地と違うのは、ビニールハウスで栽培をするところが違います」
「味が凝縮された甘いニンジンができる、なおかつ柔らかいニンジンができる」

4月15日は、徳島市国府町の畑が収穫を迎えたということで、特別に春ニンジンの収穫体験をさせてもらいました。

(豊成アナウンサー)
「実際に抜いていこうと思うんですけど、野田さん何かコツはありますか」

(JA徳島県・野田誠 さん)
「軸の少し下のあたりを抜いてもらう方が、抜きやすいと思います」

(豊成アナウンサー)
「はじめてです」
「うわー!ニンジンが出てきました」
「すごい」
「割とこう、すっと抜けるような感じですね」
「うおー!大きなのが出てきました」

収穫した春ニンジンを、実際に試食してみます。

(豊成アナウンサー)
「ではステックでいただきます」

(JA徳島県・野田誠 さん)
「どうですか」

(豊成アナウンサー)
「あまい!」
「あまいです!!」
「食感がポリポリシャキシャキっとしていて、なのにすっごくみずみずしい」
「水分量も感じるような、そんなニンジンです」

さきほどは手掘りでニンジンを収穫しましたが、ほとんどはトラクターで抜き取り作業を行うそうです。

(豊成アナウンサー)
「いつの間に」
「葉っぱの部分もカットされているんですね」
「すごい貴重な体験ありがとうございます」

(JA徳島県・野田誠 さん)
「長男・長男の子どもと、ずっと続いていくような農業が」
「仕事になってくれたらありがたいなと思う」
「県外の方はニンジンってハウスで作っているというのを、知らないと思うんです」
「だから徳島のニンジンは、こういう理由で美味しいんですよって」
「わかってもらえたら」

春ニンジンは、5月中旬まで出荷の最盛期が続き、収穫が6月中旬ごろまで続きます。

野田さんによりますと、寒波などの影響で生育は例年より少し遅かったものの、日照時間が長かったのでいい出来だということでした。

(04/16 18:45 四国放送)

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