■「列車走行中に南海トラフ巨大地震」 JR牟岐線で乗客の避難訓練【徳島】(徳島県)
阿南市のJR阿波橘駅で4月17日、列車運行中の南海トラフ巨大地震発生を想定した「乗客避難訓練」が行われました。
訓練には、JR四国と自治体、それに地元防災ボランティアら約130人が参加しました。
「緊急停止」
訓練は、列車の運行中に「南海トラフ巨大地震」が発生したとの想定で、実際に列車を走らせて行われました。
列車の安全運行を管理する指令室からのアラートを受け、列車は緊急停止します。
「津波が来る可能性があります。避難の準備します」
乗務員が緊急停止した列車から乗客を降ろすと、別の乗務員が最寄りの一時避難場所へ乗客を誘導します。
阿南市によりますと、訓練が行われた福井地区は南海トラフ巨大地震発生後、最大6.4メートルの津波が19分で到達すると想定されています。
(車掌)
「実際に地震が発生したら今回の訓練を生かし、後輩にも教えていきたい」
(運転士)
「乗客の皆様に協力してもらい、もっと迅速に避難が出来たらと思いました」
(04/18 11:40 四国放送)
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