■「変わり果てたふるさと」 ガザ地区の写真展【徳島】(徳島県)
イスラエルの侵攻を受けているパレスチナ・ガザ地区。
難民キャンプに住む写真家の展覧会が徳島市で開かれています。
海岸にある布が破れたテント。
ここでは孤児となったパレスチナ人の子どもが一人で暮らしています。
この写真展は、市民団体「徳島からパレスチナを想う会」が、ガザ地区の現状について関心を持ってもらおうと開きました。
会場には、ガザ地区に住む写真家シャディ・イスマイールさんが、2025年1月末から2月にかけて停戦中に撮影した写真、65点が展示されています。
シャディ・イスマイールさんはトルコで写真家として活動。
2023年10月に故郷のガザ地区に帰省したものの、数日後にイスラエル侵攻を受け、出国できなくなりました。
現在もガザ地区に住み悲惨な戦禍の様子を撮り続けています。
こちらは、人々が道を歩く様子を写した1枚。
進む先に待っているのは、攻撃を受けて変わり果てたふるさとです。
(徳島からパレスチナを想う会発起人・塩崎聡子さん)
「ガザの状況が日に日にひどくなっているので、1日でも早く多くの人に現状を見てほしいなと思って」
「何か自分にできることを、小さなことからでもひとりひとりがやってもらいたい」
ガザ写真展は30日まで、徳島市・お堰の家で開かれています。
(08/28 18:47 四国放送)
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