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不法桟橋を簡易代執行で撤去 鳴門市・撫養川【徳島】(徳島県)



鳴門市の撫養川に不法に設置されている桟橋について、県は10月30日、所有者不明のまま撤去する簡易代執行に着手しました。

(県東部県土整備部局・ア仁志 副局長)
「桟橋、桟橋の付属物等の撤去作業に着手いたします」

簡易代執行が行われたのは、鳴門市大津町の県が管理する撫養川です。

30日は、県から委託された業者の作業員が川に入り、ジェットポンプを使って鉄パイプを抜く作業を行いました。

撫養川には、船を係留するための桟橋が20か所不法に設置されていたため、県は2024年10月に13か所の簡易代執行に着手しました。

残る7か所についても撤去を呼びかけていましたが、所有者不明の4か所について30日、簡易代執行を行いました。

(県東部県土整備部局・ア仁志 副局長)
「(残る3か所については)引き続き撤去指導をして、もし撤去されない場合は代執行も検討していきたい」

作業は3日間行われる予定で、所有者が判明した場合は、撤去にかかる費用約300万円が請求されます。

(10/30 18:03 四国放送)

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