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サル・シカなどによる農作物被害8645万円 捕獲数は過去最多【徳島】(徳島県)



シカやサルなどの野生鳥獣による、2024年度の農作物の被害額は8645万円だったことが、県のまとめでわかりました。

県のまとめによりますと、2024年度の野生鳥獣による農作物の被害額は8645万円と、前の年度と比べ880万円あまり増えました。

被害額の9割以上が「シカ」「イノシシ」「サル」によるもので、「シカ」が3461万円、「イノシシ」が2758万円、「サル」が1868万円でした。

また、捕獲された数は3種合わせて2万8208頭と過去最多を更新し、内訳では「シカ」と「サル」が過去最多となっています。

県は侵入防止柵の設置などの従来の対策に加え、GPSで「サル」の位置情報を把握し、効果的な捕獲につなげる取り組みや、遠隔で罠を監視できるICT技術の導入などにより、高齢化が進む狩猟従事者の負担軽減につなげたいとしています。

(07/02 12:33 四国放送)

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