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「新基本協定の即刻破棄求める」 市議会5会派が遠藤市長に抗議文【徳島】(徳島県)



新ホールをめぐり、県と徳島市が新たな県市基本協定を締結したことを受け、徳島市議会の5つの会派が4月10日、協定の破棄を求める抗議文を遠藤市長に手渡しました。

抗議文を提出したのは、徳島市議会の朋友会、自民党徳島市議団などの、反市長派5つの会派です。

抗議文では、県市協定の改定に市議会の議決を必要とする「条例案の再議」の継続審査中に、協定を結ばないことを求める決議案が可決された中、県と徳島市が新たな協定の締結に踏み切った行為は、到底容認できるものではないとしています。

訪れた市議4人は、今回の判断は地方自治の根幹を揺るがす背信行為であるとして、遠藤市長に即刻、協定を破棄するよう求めました。

(市長)
「あそこにホール立てるというのに、反対してるわけではないんですか?」

(市議)
「ないない」

(遠長)
「それだったら、早く進む方がいいじゃないですか、市のためにも」

(市議)
「早く進む方がいいのは、みんなわかっとう」

(市長)
「それだったら、はよう議決してくださいよ」

(市議)
「早くせないかんけん、何でもいいわではあかんよって言ようだけ」

(市長)
「何でもいいわって、ほな一緒じゃないですか」
「県が建設費全部負担して、県の土地に立てるわけですよ」
「それって最大の市の利益、市民の利益ではないですか」

(市議)
「ほなけんと言って、今まで損害を被った協定に反する行為であったことに対して、市が損害を被っている金額が、チャラになるわけではないですよっと言ってる」
「お金を取って来いと、言っているわけではない」
「明白にしてどうしますかということを、県と協議するのが先でしょって」

結局、約40分にわたり議論が交わされましたが、平行線をたどりました。

(04/10 18:45 四国放送)

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