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■｢長嶋茂雄さんがｱﾐｺの屋上で｣　1983年に野球教室【徳島】　(徳島県)

戦後を代表するｽｰﾊﾟｰｽﾀｰとして､広く国民から愛された長嶋さんですが､実は1983年､当時の｢徳島そごう｣の開店ｲﾍﾞﾝﾄで徳島を訪れています｡

当時47歳｡

最初の巨人監督を退任してから3年がたち､得意の｢長嶋節｣に､ますます磨きがかかっています｡

貴重なﾆｭｰｽ映像でご覧ください｡

【1983年10月3日放送･ﾌｫｰｶｽ徳島より】
（ｱﾅｳﾝｻｰ）
｢おととい､徳島駅前にｵｰﾌﾟﾝいたしましたｱﾐｺの屋上で｣
｢きょう､元ﾐｽﾀｰｼﾞｬｲｱﾝﾂの長嶋茂雄さんの野球教室が開かれまして､大勢の野球ﾌｧﾝが詰めかけました｣
｢徳島そごうの開店を祝って開かれた､長嶋茂雄野球教室はきょう､午前と午後の2回開かれました｣
｢2回の教室あわせて､およそ2000人を超えるﾌｧﾝが詰めかけ､背広姿の長嶋さんに熱い視線を送りました｣
｢眉山や城山の見渡せる広いｱﾐｺの屋上で長嶋さんは｢我がが野球人生｣と題しておよそ30分熱っぽく講演｣
｢この中で特に地元･徳島の池田高校の野球は､高校野球の流れを変えたとほめたたえておりました｣

（長嶋茂雄さん･当時47歳）
｢実際､ﾌﾟﾛ野球というより世界で勝負をしてきておったんですけども｣
｢なんといいましても､あの高校球児たちが毎年､春｣
｢そして､炎天下の夏のあの熱闘の戦いの中で､高校野球のあのｼｰｽﾞﾝが始まりますと｣
｢もうﾌﾟﾛ野球はｲﾒｰｼﾞ的には､やや縁が薄くなるようなそういう沸騰する産業であります｣
｢そのﾘｰﾀﾞｰｼｯﾌﾟをとってきたのが､池田高校じゃないかと思います｣
｢これはお世辞じゃありません｣

｢特に長嶋ﾌｧﾝ､あるいは長嶋を支持してくださるﾌｧﾝのみなさんに｣
｢ﾄﾞﾛｰﾝするような､ｲﾒｰｼﾞﾀﾞｳﾝするようなそういう生き方､生き様は｣
｢断じてしてはいけないという､そういう責任を持って（監督退任から）この3年間｣
｢私なりの､ひとつの日々を送ってきたわけですけども｣

（ｱﾅｳﾝｻｰ）
｢また､客席からﾊﾞｯﾄｽｲﾝｸﾞを見せてほしいとせがまれた元ﾐｽﾀｰｼﾞｬｲｱﾝﾂ｣
｢壇上で独特の構えから､豪快な一振りを披露して拍手喝さいを受けました｣
｢このあと長嶋さんは午後4時から､小中学生や高校生を対象にした野球教室でも､講演やｻｲﾝした色紙のﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄなど､野球ﾌｧﾝにはこたえられない催しとなりました｣

(06/03 18:45 四国放送)

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