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「朝も!夕方も!」小松島港にイルカの群れ現る【徳島】(徳島県)



4月16日の午前、小松島市の港に十数頭のイルカが現れました。

どんな種類のイルカなのか、専門家に話を聞きました。

これは、4月16日の午前7時ごろ、地元の人が撮影した映像です。

四国放送の「けんみんボックス」に投稿してくれました。

イルカが現れた場所は小松島港。

近くには、工業団地や住宅街があります。

「けんみんボックス」に映像を投稿してくれたひとり、齋藤悦充さんにその時の様子を伺いました。

(齋藤悦充さん)
「見たことなかったので、初めてですね」

(記者)
「イルカはどこにいました?」

(齋藤悦充さん)
「ここに2隻大きな船が止まってたんですけど、朝」
「その間を飛んでいるのが見えたんです、車の中から」
「2度見したような感じで、よく見たらイルカだった」
「数匹がジャンプするような感じで」
「大きなジャンプは無かったんですけど」
「飛んで、飛んでして可愛いなって」

実はこの場所にイルカが現れたのは、今回が初めてではありません。

これは2018年5月に撮影された、ニュース映像です。

このときは2頭のイルカが、見守る人々のすぐ近くを仲良く泳ぎ、見る人を喜ばせていました。

今回撮影されたイルカは、どういう種類のイルカなのか、映像を専門家に見てもらいました。

(四国水族館(香川県)海獣課・加来雅人さん)
「ハンドウイルカかミナミハンドウイルカ、後はマダライルカのどれか」
「吻先が長くてお腹が見るからに白いので」
「マダライルカぽく見えるけど、ちょっと何とも言えない」
「小型のイルカであることは間違いない」
「(イルカは)四国周辺でも見られたりします」
「そこまで珍しいと言われれば、そうでもない」
「ただ、あれだけの群れが目で見える範囲に来るのはそんなにない、珍しいかもしれない」

齋藤さんによりますと、16日の午後5時半ごろ、イルカが湾内に戻ってきていたということです。

みなさんも珍しい動画など撮影できましたら、ぜひ「けんみんボックス」へ。

(04/16 18:45 四国放送)

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