■モンゴルでまん延の「D型肝炎」 徳島大学が国際共同研究へ【徳島】(徳島県)
モンゴル国でまん延する「D型肝炎ウイルス感染」を抑えるための国際共同研究プログラムに、徳島大学が中四国で初めて採択されました。
徳島大学が採択された「SATREPS」は、感染症など4つの分野で、日本と開発途上国との間でおこなう共同研究プログラムです。
今回、徳島大学はモンゴルと共同で、モンゴル国内でまん延する「D型肝炎ウイルス感染」を抑えるための研究を進めます。
D型肝炎は根治が難しい病気とされ、モンゴルでは衛生状態が悪いことから、最も重篤になりやすい「D型肝炎ウイルス」がまん延、感染者は推定15万人に上るとされています。
大学では今後、モンゴルと共同で検査体制の整備や、基礎研究、専門家の育成に努めます。
期間は2026年度から5年間で、国から最大5億円の研究予算が充てられます。
「SATREPS」の採択は、中四国では徳島大学が初めてです。
(04/22 18:45 四国放送)
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