■「当時の幹部らに法的責任問わず」 阿南市の現金不足問題【徳島】(徳島県)
阿南市が市の貯金で過剰に債券を購入した問題について、阿南市の岩佐義弘市長は7月24日の定例会見で、当時の幹部らに法的責任を問う考えはないことを示しました。
(岩佐義弘阿南市長)
「(答申では)違法性がないということなので、法的な責任を問うことは考えておりません」
阿南市は市の貯金である基金で債券を過剰に購入し、現金不足が指摘されています。
原因を究明した第三者委員会による調査報告では、表原立磨前市長のもとで、組織としてガバナンスが機能していなかったことが指摘され、これを受けて阿南市側も同様の認識を示していました。
会見で岩佐市長は、債券の購入自体は違法ではないため、当時の幹部らに法的責任を問うことはないとした上で、次のように述べました。
(岩佐市長)
「個人に責任を問うことはありませんが、今回いただいた答申を受けて、問題がおこらないよう体制づくりを進めて参りたい」
このように述べ、改めて組織として問題解決に対応していく考えを明らかにしました。
(07/24 18:21 四国放送)
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