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新生児の病気検査で新たに2つの難病検査が6月から無料に【徳島】(徳島県)



生後間もない赤ちゃんの病気を発見するための検査について徳島県は、現在自己負担となっている2つの難病の検査を6月から無料で実施しています。

生後間もない赤ちゃんの血液を調べる「新生児マススクリーニング検査」は、早期に発見すれば治療が可能な先天性の病気を見つけることができ、現在は20種類の病気の検査が県の公費負担で実施されています。

さらに県内では7つの難病の検査が自己負担で行われてきましたが、このうち2つの検査が6月から無料で受けられるようになりました。

対象となるのは「脊髄性筋萎縮症」と「重症複合免疫不全症」の2つです。

「脊髄性筋萎縮症」は2万人に1人の割合で発症するとされる全身の筋力が低下する進行性の難病、また「重症複合免疫不全症」は5万人に1人の割合で発症し、細菌やウイルス感染への抵抗力が極度に低くなります。

徳島県は、保護者への経済的な負担の軽減により受験率の向上につなげたいとしています。

(06/08 11:46 四国放送)

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