■台風一過 街の様子は? 台風15号の影響【徳島】(徳島県)
9月5日の朝に、県内に最接近した台風15号の影響で、県内は4日の夜から各地で大雨となりました。
4日からの影響をまとめました。
4日未明に日本の南海上に発生した台風15号は、5日の未明に高知県宿毛市付近へ上陸し、5日の朝に県内に最接近しました。
雨は4日夕方から強まり始め、県内でも線状降水帯の発生の恐れがありました。
降り始めからの雨量は那賀町で207.5ミリ、海陽町で196.5ミリなどとなりました。
一夜明け、街の様子は…。
(記者)
「台風15号の影響からか、那賀川は通常よりも水が濁っていて、水位が増しているのが確認できます」
まとまった雨が降ったことで、2日から実施されていた吉野川水系の取水制限は5日、全面解除となりました。
一方で被害も出ました。
大木が横たわり、県道がふさがれてしまっています。
神山町阿野の神山鮎喰線は、倒木により4日の午後8時から通行止めとなりましたが、5日の午前10時30分に解除されました。
県によりますと、今回の台風による人や建物への被害は確認されていないということです。
このほか交通では、JRや海の便に一部運休がでましたが、現在はすべて平常運行です。
また、小学校や中学校、特別支援学校あわせて63校が臨時休校となりました。
あっという間にやってきて、あっという間に通り過ぎた、今回の台風15号。
午後にはまた、暑さが戻ってきました。
(09/05 18:02 四国放送)
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