■県立3病院・過去最大の赤字 35億4184万円【徳島】(徳島県)
県内3つの県立病院の2024年度の病院事業会計決算は、過去最大の35億円4千万円あまりの赤字となりました。
県によりますと、県立中央、三好、海部の3病院と県病院局を合わせた2024年度の病院事業会計決算は、前の年度に比べ収入が6億1940万円あまり増えて270億8245万円余りとなりました。
一方で、給与改定などで人件費が10億円あまり、物価高騰の影響で、医薬品などの材料費が約4億4100万円など、支出が16億5942万円増えて306億2430万円となり、過去最大の35億4184万円の赤字となりました。
累積赤字は、112億1099万円にのぼっています。
病院別の収支は、3病院ともに赤字で、中央病院が18億8000万円あまりなどとなっています。
県では「診療報酬の見直しを要望していくとともに、経営改善にも取り組んでいきたい」としています。
(08/28 18:21 四国放送)
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