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「老朽化したインフラの整備加速を」 四国知事会議が国への緊急提言まとめる【徳島】(徳島県)



四国4県の知事が地域の課題を共有する「四国知事会議」が6月4日、高松市で開かれ、南海トラフ地震対策などについて国に対する緊急提言をとりまとめました。

年に一度、4県持ち回りで開かれている「四国知事会議」。

25025年は、高松市で4県の知事が顔を合わせ、会議に先立ち、再開発が進む高松港周辺のサンポート地区を訪れました。

このうち、2月に開業した「あなぶきアリーナ香川」では、中四国最大級となる最大1万人収容のメインアリーナを視察。

瀬戸内海を一望できる交流エリアなども見学しました。

このあと開かれた知事会議では、国に対しておこなう6つの緊急提言などについて意見が交わされました。

災害対策では30年以内の発生確率が「80パーセント程度」に引き上げられた南海トラフ地震対策として、水道施設の耐震化や老朽化したインフラ整備などを加速させていくこと。

愛媛県今治市など、全国で多発した山林火災に備えて、防災ヘリの散水機能の強化を求めることで一致しました。

また、四国新幹線の実現に向け、早急に調査に取り組むよう強く求めていく方針を示しました。

(06/04 18:45 四国放送)

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