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中世の阿波にタイムトリップ 県立博物館で企画展【徳島】(徳島県)



中世の阿波の人々の暮らしがわかる企画展が、県立博物館で開かれています。

この企画展「タイムトリップ中世」では、平安時代から戦国時代にかけて阿波の人々が使った様々な道具や、絵画、古文書などの資料約180点が展示されています。

これは「あの世」と「この世」のありようを記した一種の宗教画「熊野歓心十界図」です。

中央にある「心」が、4つの悟りの境地と6つの地獄とに結ばれていて、まさに心のありようによって死後の世界が決まることを表しています。

他にも闘鶏に使った鶏の骨や、正月に使われた羽根つきなどが展示されています。

(学芸員・長谷川 賢二さん)
「たいへん盛りだくさんな内容になっている。いろんな興味関心を持ってもらえるきっかけがあると思う」

企画展「タイムトリップ中世」は8月31日まで、徳島市の県立博物館で開かれています。

(07/22 18:16 四国放送)

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