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元県知事 大田正さん死去【徳島】(徳島県)



元県知事の大田正さんが病気のため10月30日に亡くなりました。

82歳でした。

大田正さんは旧東祖谷山村の出身。

日本専売公社徳島工場の職員を経て、北島町議と県議をそれぞれ4期務めました。

2001年に吉野川第十堰の住民投票に取り組む市民運動グループに推され、社民党を離党し知事選に出馬。

現職に敗れ落選しましたが、2002年には現職の汚職事件に伴う出直し選挙で初当選しました。

半世紀続いた保守県政の流れを変えた革新系知事として注目を集めましたが、公共事業の見直しをめぐり自民系が多数の県議会と対立。

就任から11カ月で不信任決議案が可決され失職し、その後の知事選で落選しました。

関係者によりますと、大田さんは10月下旬に体調を崩し入院していました。

葬儀告別式は11月2日、近親者のみで執り行われたということです。

(11/03 14:07 四国放送)

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