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山岳遭難への対処を学ぶ 阿南警察署で専門家が講演【徳島】(徳島県)



夏の登山シーズンを前に5月28日、阿南警察署で、山岳遭難発生時における対処について、署員に向けた講演会が開かれました。

講演会には阿南署の署員、約30人が参加しました。

講師として、山の仕事に従事して約50年。

剣山など那賀町の山々を熟知し、捜索に当たっては道案内も務める平井滋さんが、山岳遭難が起きた際の対処について説明しました。

(山に詳しい・平井滋さん)
「ガスが出て前方が把握できなくなっても、コンパスと地図でわかる」

また、地形図の等高線が密なほど急こう配で、滑落の危険があるなど、地形を把握することの重要性を伝えました。

(阿南警察署地域課・山添龍也 巡査)
「阿南警察署が山を管轄としているので、いつ遭難者を救助する活動になるかわからないので」
「いつでも備えておくことが大事なんだなと」

阿南署では今後、山岳遭難を想定した登山訓練や遭難防止キャンペーンなどを実施する予定です。

(05/28 00:00 四国放送)

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