■「手掘り」でレンコン収穫 出荷量全国3位【徳島】(徳島県)
徳島が全国3位の出荷量を誇るレンコンの収穫が、鳴門市や松茂町で始まり、残暑厳しい中、農家は作業に追われています。
徳島県はレンコンの出荷量が全国3位で、なかでもJA大津松茂は県内一の生産量を誇ります。
松茂町中喜来、北田和久さんの畑では今、この春植えたレンコンの収穫が始まっています。
こちらでは畑の水を抜いたあと、重機で土を掘り起こし、最後は直接手で掘り出す、昔ながらの「手掘り」で収穫していきます。
こうすることで、皮がやわらかい夏のレンコンでもキズがつきにくくなるということです。
(レンコン農家・北田和久さん)
「折らないよう、傷つけないように少し持ち上げると出てきます」
「中腰が腰を痛めるので、この姿勢がしんどい所」
「今年のレンコンは太さもあり、長さもあり、より品質の良いレンコンが出来た」
「徳島のレンコンで高品質なのは、手掘りで1本1本掘って瑞々しいままを届けたい」
「素材を活かした感じで食べてほしい」
掘り出されたレンコンは、主に京阪神市場へ出荷されます。
作業は2026年5月まで続き、JA大津松茂では2025年度に1800トンの収穫を見込んでいます。
(09/03 18:06 四国放送)
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