■遠藤市長 ”県に協力する考え” アリーナ建設のための土地交換【徳島】(徳島県)
徳島市議会の9月定例会が、9月5日に開会しました。
所信表明で遠藤市長は、県が求めている県立アリーナ建設のための、県市間での土地の交換に協力する考えを示しました。
市議会開会日の5日、所信表明で遠藤彰良市長は県のアリーナ構想に触れ、整備候補地の東工業高校跡に含まれる市の土地について、県から協力依頼があったとした上で次のように述べました。
(徳島市・遠藤彰良 市長)
「徳島市といたしましては、徳島市・東工業高校跡地の市有地について」
「旧動物園跡地に隣接する、ろう学校跡の県有地との等価交換などにより活用することが」
「今後のまちづくりを進めるうえでも、最善であると考えております」
遠藤市長は、今議会での議論を踏まえ正式に回答したいとしました。
また5日は、ワークスタッフ田宮プールの改修費用などを盛り込んだ、約6億770万円の一般会計補正予算案など、37議案が提出されました。
こうした中、5日、生後1か月の赤ちゃんを抱いてやってきた議員の姿が。
子連れでも政治に参加できる、取り組みが進められています。
(大西実希 議員)
「産休中ではあるんですが、議会に参加したいということがあって」
「託児室もできたので、娘と一緒に来させてもらった」
「安心して議会に参加できるという仕組みができたことが、未来に向けての希望になるかなと」
徳島市議会では今議会から、子連れで議会を傍聴できる託児サービスをはじめました。
0歳から就学前の子どもを対象に、保育士のスタッフらが常時2人以上で対応、1日3時間までなら無料で利用できます。
(利用した人)
「子どもが小さいことで、傍聴できないなって諦めてたことがあった」
「これなら安心して、傍聴できるなと思いました」
徳島市議会9月定例会は20日間の日程で、一般質問は9日からです。
(09/05 18:02 四国放送)
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