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「雨を待つしか…」 板野町の山火事・発生7日目も鎮圧ならず【徳島】(徳島県)



板野町の山火事は、発生から1週間となる9月2日も、自衛隊などによる懸命の消火活動が行われていますが、いまだ鎮圧には至っていません。

(記者)
「山火事が発生してからきょうで7日目を迎えます」
「現場から9キロほど離れたこの地点からは、目視では白い煙が確認できないほど、消火活動は進んでいるように思えますが」
「いまだ、鎮圧には至っておりません」

山火事が発生しているのは、高松自動車道・板野インターチェンジ北側の板野町川端の山の中腹です。

2日は、午前6時ごろから自衛隊のヘリ4機が消火にあたり、上空からの放水を繰り返しています。

これまでに約3.1ヘクタールを焼失しましたが、けが人や建物への被害は今のところ確認されていません。

現場では煙こそほとんど見えないものの、山肌が高温となる「熱源」が複数確認され、関係者からは「雨を待つしかない」といった声も、聞かれ始めているということです。

(09/02 18:18 四国放送)

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