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巨大な数珠使い“八朔常念仏供養”【徳島】(徳島県)



徳島県三好市池田町の神宮寺で6日、巨大な数珠を使って地域の安全や五穀豊穣などを祈る八朔常念仏供養が行われました。

八朔常念仏供養は長さ約8メートル、重さが17キロほどもある巨大な数珠を参加者が輪になって回しながら、念仏を唱えるものです。

6日は僧侶による読経のあと、参加者が数珠を回しながら地域の安全や五穀豊穣を祈りました。

この地域では200年ほど前、疫病や天災で多くの命が失われました。

常念仏供養はこのことをきっかけに、故人の冥福と地域の平和を願って始まったとされています。

かつては旧暦の八朔、8月1日にかけ、3日間夜通しで行われていましたが、人口減少と高齢化のため、今は日中、2日間のみです。

●氏子総代会・大西康彦会長
「小さい時から親しみのある行事のひとつ。
 将来ずっと残していきたい」

八朔常念仏供養は、7日にも行われました。

(09/07 10:30 四国放送)

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