■遠隔でも手に感触 県立中央病院が最新の「手術支援ロボ」導入【徳島】(徳島県)
県立中央病院は、がんなどの手術を遠隔操作できる最新の手術支援ロボットを、四国で初めて導入しました。
県立中央病院が導入したのは、アメリカで開発された最新内視鏡手術支援ロボットの「ダビンチ5」です。
県立中央病院ではこれまでも「ダビンチ」を使用し、肺がんや大腸がんなどの手術を1600件以上行っています。
今回導入された「ダビンチ5」は、データ処理能力が従来の「ダビンチ」よりも1万倍以上向上しています。
操作する医師はこれまで視覚に頼るしかありませんでしたが、器具の先端にかかる力をセンサーを通じて疑似的に体感できるようになり、より繊細で安全な手術ができるようになりました。
また、手術時間の短縮により、患者の負担軽減も期待できます。
(県立中央病院・葉久貴司 院長)
「縫合一つにしても、糸結びにしても、力の加減が正確にできる手術が適切にできることに繋がる」
「画像が非常にいいですので、それも大きなメリットだと思います」
県立中央病院は10月28日に行われた手術から「ダビンチ5」を使用しています。
(10/28 18:12 四国放送)
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