■中学校「月80時間超」13.5% 教員の時間外勤務【徳島】(徳島県)
長時間労働や教員不足など、教員の労働問題が深刻化するなか、県教育委員会は、教員の2024年度の時間外勤務時間を公表しました。
中学校では、13.5%が過労死ラインとされる「月80時間」を超えています
集計は県内の小・中学校、それに高校を含む県立学校に勤務する非常勤を除いたすべての教員を対象に、県教育委員会が行いました。
それによりますと、平均で小学校が約32時間、中学校が約46時間、県立学校が約26時間でした。
いずれも若干の減少傾向がみられるものの、中学校は依然、国が定める上限の月45時間を超えています。
また、過労死ラインとされる月80時間を超えた割合は、小学校で2.4%、中学校で13.5%、県立学校で4.5%でした。
県教育委員会は、2026年度末までに時間外勤務を25%削減する目標を定めていて「引き続き授業日数を減らしたり、公務を減らしながら教員の働きやすさを求めていく」としています。
(07/24 12:25 四国放送)
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