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コスプレで名画の主役に! 大塚国際美術館で人気イベント始まる【徳島】(徳島県)



大塚国際美術館で7月23日から、毎年恒例の「アートコスプレフェス」が始まりました。

絵画の主役になり切れることで人気のこのイベント、初日の様子を豊成アナウンサーが取材してきました。

■「陶板名画」の美術館

「陶板名画」の美術館として知られる、鳴門市の大塚国際美術館。

世界各国の名画が原寸大で再現されていて、本家とは違い、気軽に写真撮影も楽しめるとあって、映えスポットとしても人気を集めています。


■9回目の「アートコスプレ」

(豊成アナウンサー)
「しかし!こちらでは作品を鑑賞したり写真を撮ったりするだけではなく」
「コスプレをして、絵画の主役になり切ることができるんです!」

今回で9回目となる「アートコスプレ・フェス」は、館内に展示されている作品の衣装を着て、記念撮影ができる人気のイベントです。


■「大人だって体験したい」

(大塚国際美術館・天野 真弓さん)
「もともと、お子様用のイベントとして始まったんですが」
「大人の方も体験したいという声をたくさんいただいて」

(豊成アナウンサー)
「衣装はどういう風に用意?」

(大塚国際美術館・天野 真弓さん)
「専門の業者の方ですとか、鳴門市の洋裁学校の先生や生徒様にも協力してもらって、再現している」

(豊成アナウンサー)
「すごい!」

(大塚国際美術館・天野 真弓さん)
「こちらでアートコスプレを体験していただくことができます」

(豊成アナウンサー)
「衣装もありますし、背景も本格的ですね」

2025年、用意されたのは全部で6作品、うち4点が新作です。

(大塚国際美術館・天野 真弓さん)
「『ポンパドゥール夫人の肖像』という名画に描かれた、夫人になりきれるコーナーです。」
「当館には『ポンパドゥール夫人の肖像』の作品が2点ありまして」
「ブーシェという画家が描いた、ポンパドゥール夫人の衣装をイメージしていまして」
「もう一点、ラ・トゥールという画家が描いた、ポンパドゥール夫人の衣装もご用意しているんですが」
「2025年、完全新作となっています」

■豊成アナウンサーも体験!

私もコスプレに挑戦しました!

衣装は服の上から簡単に着られるようになっています。

(豊成アナウンサー)
「どうでしょうか?ドレス着られました、身にまとうとウキウキします」
「服の上から着られるので、5分かからないくらいで完成しました!びっくりです」

絵画を忠実に再現できるよう、シルエットにこだわりました。

新作のドレスも着てみましたよ!」

(豊成アナウンサー)
「色と柄の雰囲気が大人っぽい感じがします」
「ドレスが2種類あるので、この2作品どういった違いがあるのか改めて興味が持てました」

コスプレ会場は、館内4か所に設けられています。

モネの睡蓮にも、なりきりましたよ〜!

■大満足の人気イベント

23日はイベント初日でしたが、開館と同時に多くの来館者がコスプレを楽しんでいました。

( 埼玉からの来館者)
「今日は(イベント)初日ということ、空いた時間を狙って楽しみにやってまいりました」
「細かい所まで用意していただいているので、本当に楽しめます」

(来館者)
「感激ですよ、この絵は昔から知っていたんですが、まさか自分が絵の中に入れるとは」

(来館者)
「楽しくて素晴らしいと思います」
「皆さんがやってるので、やりたいと思って楽しませてもらった」

(大塚国際美術館・天野 真弓さん)
「アートコスプレフェスは、名画の世界を味わいながら主役になりきれる、アートに浸れるイベントですので」
「ぜひファミリー、グループ、あとは一人でも楽しめるのでこの機会に体験いただきたい」

アートコスプレフェスは11月3日まで。

比較的長期間行われているイベントなので、みなさんもアートになり切ってみては?。

(07/23 18:28 四国放送)

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