■「阿波踊り竹人形づくり」後継者を育成 阿南市で講座はじまる【徳島】(徳島県)
伝統工芸品「阿波踊り竹人形」の知識と制作技術を次世代に伝える講座が、9月7日に阿南市で始まりました。
これは、阿南市内で竹人形作りに携わる5人の職人の平均年齢が80歳を超え、技術の継承が危ぶまれる中、伝統の技を受け継いでもらおうと阿南商工会議所などが開いたものです。
講座には、阿南市内在住の10人が参加。
はじめに、阿波踊り竹人形の魅力や頭や腕など、各部分の作り方がビデオで説明されました。
このあと、入門体験としてあらかじめカットされた竹を木工用ボンドを使って、竹人形を完成させました。
また、竹を切り出す本格的な制作にも挑戦し、竹を切る長さの違いなどに苦労しながらも、作業に取り組んでいました。
(参加者)
「ひとつひとつの小さな部品にかけた角度とか、感動しました」
(阿南市竹人形伝承会・天羽義幸 会長)
「将来残ってくれる人が多くなるよう、がんばります」
(09/08 11:50 四国放送)
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