■「口火を切る取り組みとして大変有意義」除染土の再生利用始まる 福島(福島県)
原発事故後に除染で出た土の再生利用が総理大臣官邸で始まっていて、林官房長官らがその現場を視察しました。
原発事故に伴う除染作業で出た土、いわゆる「除染土」は、2045年までに県外で最終処分することが定められていて、国はこのうち放射性物質の濃度が低い土を公共事業などで再生利用する考えです。その促進に向けて総理大臣官邸の前庭では、およそ2立方メートルの除染土が運び込まれ再生利用が始まっています。その現場を林官房長官や浅尾環境大臣が視察し、安全性などを確認しました。
■林官房長官
「口火を切る取り組みとして大変有意義であった」
除染土の正式な再生利用はこれが初めてで、国はこうした取り組みを通して全国的な理解醸成につなげたい考えです。
(07/22 18:36 福島中央テレビ)
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