■消防団の“指導”で眼窩底骨折、肋骨にヒビ、錯視にも…部下に暴行した副分団長を懲戒免職処分 平田村・福島(福島県)
消防団の副分団長が部下にあたる班長を拳で殴るなどし、眼窩底骨折などのケガをさせたとして、懲戒免職処分されました。
懲戒免職処分にされたのは平田村の消防団に所属する45歳の男性副分団長です。この副分団長は、4月13日の正午ごろ、部下にあたる班長を呼び出し、消防活動に関する取り組み姿勢を指導するため、一方的に叱責と暴行を加えたということです。顔面を平手打ちしたり、拳で殴ったりするなどし、眼窩底骨折、肋骨にヒビが入るなどのケガをさせ、班長は物が見えづらくなる錯視の状態になっているということです。副分団長は「申し訳ない」と反省しているということですが、消防団は職務規律違反にあたるとして、21日付で副分団長を懲戒免職処分にしました。
今回の件を受け、平田村消防団の孝木孝団長は「再度全団員への周知と法令規範の順守・コンプライアンス意識の確立、指導の徹底を図り、組織をあげて再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
(04/21 12:31 福島中央テレビ)
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