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桃の出発式…日本郵便の不祥事で異変 福島(福島県)



各地の特産品を全国に届ける「ふるさと小包」。県産のブランドモモ「伊達の蜜姫」が全国に向けて発送されました。そこで行われた出発式。ことしは、日本郵便の不祥事である異変も起きていました。

各地の特産品を全国に届ける日本郵便の「ふるさと小包」。毎年、日本郵便は、復興支援の一環で県産のブランドモモ「伊達の蜜姫」を「ふるさと小包」で取り扱っています。モモの産地=伊達市で「ふるさと小包」の出発式が行われました。しかし、ことしの式には異変が…

○日本郵便東北支社 販売企画担当部長工藤昭仁さん「今、郵便局はいわゆるトラックの点呼問題でみなさまにはいろいろとご心配をおかけしていますけれども」

4月に明らかになった日本郵便の不祥事。全国の集配を担う郵便局の実に7割以上で、運転手に飲酒の有無を確認する点呼をしていなかったのです。これを受け、国土交通省は日本郵便のトラックなどおよそ2500台を対象に運送事業の許可を取り消しました。毎年、出発式では、自社のゆうパックのロゴの入ったトラックが登場していましたが、ことしは、日本郵便の子会社のトラックに。日本郵便は、すでに、他の運送会社へ業務を委託していますが、今後も、配送に影響はないのでしょうか…。

○日本郵便福島県北部地区連絡会 地区統括局長 太田浩幸さん「代行の方を手配して、いままでと同じように滞りなく配達ができるレベルにしている。そこはご心配しなくても良いと思う。」「今後、こういうことのないように、しっかりと取り組んでお客様のさらなる信頼向上に取り組んでまいりたいと思いますので。」


(07/24 18:57 福島中央テレビ)

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