■「粘りや食感が全然違う」福島県のトップブランド米「福、笑い」 大玉村で収穫始まる(福島県)
各地で、収穫の秋が始まろうとしています。8日は栗の収穫の話題をお伝えしましたが、大玉村(おおたまむら)では米の収穫が始まりました。
大玉村にある武田藤男さんの田んぼです。ゆらゆらと風に揺れる、黄金色の稲穂。県が日本一の米をつくろうと14年かけて開発したトップブランド米「福、笑い」です。9日から収穫がスタートしました。
今年は気温が高い日が続いたため、去年よりも若干早く稲刈りが始まったということです。
■大玉村のコメ農家 武田藤男さん
「前半は水が来ない時もあったんだけど、後半は水がふんだんに来て良かったかなと思います。美味しいコメ出来たと思います」
厳しい暑さが続いた夏だったため一時はコメの高温障害も心配されていましたが、8月上旬にまとまった雨が降ったことで、稲が順調に育ったそうです。
武田さんによりますと収穫量は例年並みで、4トンほどの「福、笑い」の収穫を見込んでいるということです。大玉村で収穫された新米の「福、笑い」は13日土曜日から、あだたらの里直売所で販売される予定です。
■大玉村のコメ農家 武田藤男さん
「粘りや食感が全然違うので、ぜひ皆さんに食べていただきたいと思います。『福、笑い』は最高だと思います」
ここで気になるのが、米の価格です。農林水産省によりますと、8月31日までの1週間に販売された5キロあたりの米の平均価格は、前の週よりも115円高い3891円でした。新米が出回り始めたことで銘柄米の引き合いが強まり、2週ぶりに値上がりした形です。
(09/09 18:31 福島中央テレビ)
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