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競走馬のリハビリ施設を見学しやすくリニューアル 金網なくし、休憩スペースも 福島(福島県)



競走馬の復帰を支える全国で唯一の施設が、いわき市にあります。ファンも多く訪れるその施設の一部がリニューアルされ、4日に報道に公開されました。

ドーナツ型の丸いプールに入っているのはサラブレッド、競走馬です。実はいわき市には全国で唯一、競走馬のリハビリテーション施設があるのです。けがをした競走馬の復帰を支える施設で、このプールに入ることで脚に負担をかけずに心肺機能を高めることができます。
トレーニングする競走馬を目当てに、ファンもわざわざ遠くから訪れます。これまでは見学エリアに金網のフェンスがありましたが、より見学しやすいようにとリニューアルし、柵を低くしました。さらに休憩スペースも作られ、ファンが滞在しやすい工夫もされています。復帰に向けて頑張る競走馬がよりはっきり見られるようになり、ファンも大興奮です。

■山形から来た見学客は…
「すごく力強い泳ぎでパワーを感じますね」
「馬たちがすごく頑張って泳いでていて、頑張っているなって思いました」

このリハビリ施設はいわき湯本温泉の近くにあるため、競走馬も温泉に入ることができます。きょうもトレーニングを終えて、競走馬がリラックスしていました。

■競走馬リハビリテーションセンター 東樹宏太所長
「競走馬を近くで見るっていうのは競馬場以外では難しいと思いますので、そういった意味ではすごく貴重な施設だと思います。近くで馬を見て、馬の魅力だったり迫力っていうのを体感していただければなという思いでやっています」

競走馬のプールでのトレーニングは、10月中旬まで見学できるということです。

(09/04 18:39 福島中央テレビ)

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