■浜通りでツキノワグマを“初めて捕獲” 逃がすこと検討も殺処分・福島(福島県)
大熊町で14日、仕掛けた罠にかかっているツキノワグマが見つかり、その後殺処分されました。
浜通りでツキノワグマが捕獲されたのは、初めてだということです。
大熊町によりますと14日の午前9時半ごろ、イノシシやアライグマを捕獲するための罠にツキノワグマがかかっているのを、町が委嘱している有害狩猟鳥獣捕獲隊が見つけました。
連絡を受けて合流した町の職員と捕獲隊が協議し、逃がすことを検討しましたが、人的被害が出るおそれがあることなどから、県と警察に連絡をしたうえで殺処分にしたということです。
県自然保護課によりますと統計が残る2013年以降、浜通りでツキノワグマが捕獲されたのは初めてだということです。
県と町では熊が捕獲された場所になるべく近づかないようにするなど注意をするよう呼び掛けています。
写真提供:大熊町
(04/16 17:28 福島中央テレビ)
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