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「政治空白を作ってはならない」自民党総裁選の前倒し福島県連「要求しない」方針決定(福島県)



自民党総裁選の前倒しを巡り福島県連は党本部に対し、前倒しを「求めない」方針を決めました。

今年7月の参議院選挙で大敗した自民党では、石破首相の責任や総裁選の前倒しを求める声が上がっています。

こうした中、福島県連は2日、緊急の役員会を開き、総裁選前倒しの是非について県連の対応を確認しました。

自民党県連 矢吹 貢一 幹事長「臨時総裁選挙につきましては『要求しない』との意思を示し、党本部には書面を提出しないということで確認いたしました」

理由について、県連は参院選の県選挙区で候補者が勝利したことや石破政権下で今後の復興予算が確保された点を挙げ、「政治空白を作ってはならない」として、党本部に対し総裁選の前倒しは「求めない」方針を決めました。

臨時の総裁選を巡っては、自民党の国会議員295票と都道府県連47票の合わせて342票のうち、過半数が前倒しを求めれば実施されることになり、今後、各議員の動向も注目されます。

(09/02 14:51 福島中央テレビ)

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