NNNニュース

「風鈴の音色で涼んで…」蒔絵の風鈴づくり最盛期・福島(福島県)



喜多方市では、本格的な夏を前に、会津漆器の伝統技法「蒔絵」を取り入れた風鈴づくりが最盛期を迎えています。

蒔絵は、漆を塗って乾く前に色が着いた粉で描くものですが、木之本漆器店では吹きガラスでできた風鈴に下絵を描き、色がついた粉や金銀の粉などをまきながら模様を作っています。

職人たちが筆を使い一つ一つ丁寧に描くのはアジサイや水模様など夏の暑さを和らげる涼やかな絵です。

2025年は、外国人観光客向けに黒い漆の下地に桜と富士山、鯉が描かれた風鈴も人気で、観光地からの注文が増えているということです。

■木之本漆器店・三橋あおばさん
「近ごろの夏は暑いことが多いので、風鈴の音色で少しでも涼んでいただけたらと思います」

この蒔絵の風鈴づくりは、7月いっぱい続きます。

(05/27 18:39 福島中央テレビ)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)