■「待ちに待った備蓄米」県内でも随契備蓄米が販売…5キロ税込み2139円 福島(福島県)
政府が随意契約によって放出した備蓄米について、県内でも販売が始まりました。いわき市のスーパーでは、少しでも安い米を買い求めようと朝から長い列ができていました。
いわき市小名浜にあるマルトSC君ヶ塚店です。
■溝井貴美記者
「こちらのスーパーではきょうから備蓄米が販売されます。開店予定まで30分ありますがすでに多くの人が列を作っています」
♪整理券配布「本日のみです、ありがとうございます」
店の前では混乱を防ぐために整理券が配られ、30分ほどで配布終了に。列の先頭に並んでいた男性に話を聞くと…。
■先頭に並んでいた男性
記者「今朝は何時から並んでいた?」
男性「(午前)1時半」
記者「1時半!?」
男性「やっぱりいくらかでも安い米を食べたいなと思って美味しいか美味しくないかは食べてみないとわからないけど」
皆さんお目当ての備蓄米はというと、店内の一角に特設コーナーができていました。準備されていたのは2022年産の備蓄米、5キロ入り税込みで2139円!その数は、600袋です。(税込2139円(税抜1980円)
■マルト君ヶ塚店店長
「お客様大変並ばれておりますので開店時間の9時を待たずに入場させていただきます」
午前8時50分、いつもより10分早めて開店です。訪れた人たちは次々に特設売り場へ。整理券と引き換えに備蓄米を買い求めていました。
■男性客
「これだけ、これだけ買いに来たの。今までのお米は(高くて)なかなか買えないから待ちに待った備蓄米ということで大変ありがたいです」
午前1時半から、並んでいたという男性も…。
■先頭に並んでいた男性客
「やっと手に入りました。古米だと水を吸うから水を少し多めに入れてあとは酒をちょっと入れて、美味しく食べられると思います」
マルトでは今月中旬をめどに全37店舗での備蓄米の販売を予定しています。
(06/06 18:45 福島中央テレビ)
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