■猪苗代町でコキアの紅葉が見ごろ 小名浜港には“秋の味覚”サンマ水揚げ 秋が深まる福島県(福島県)
10月も後半。福島県内もすっかり秋らしくなり、猪苗代町では丸々としたコキアが紅葉し、訪れた人たちを楽しませています。
一方、いわき市には、地元も待ちに待ったあの魚が水揚げされました。
猪苗代町の猪苗代ハーブ園です。
ここで今、見ごろなのがコキアです。今は、赤く紅葉する時期で、園内のコスモスと一緒に訪れた人たちを楽しませています。
観光客(埼玉県から)
「コキアをこういう風に見るの初めてなので、コスモスも十分きれいです。」
コキアは和名で「ほうき草」と言い、昔はこの茎を乾燥させてほうきを作っていたそうなんです。
猪苗代ハーブ園のコキアの見ごろは今週末までだということです。
そして、27日は秋を代表する、あの魚の水揚げも行われました。
日が上り始めた午前6時過ぎ、いわき市の小名浜港に水揚げされたのは…秋の味覚サンマです!
地元の漁船などが県沖や三陸沖で取れたサンマ、11.5トンを水揚げしました。
潮や海水温などの影響から去年より40トンほど少なく、時期としては去年より9日早い初水揚げです。
第八十三恵隆丸 長崎雅裕 漁労長
「脂のノリもいいし魚のサイズもいいから身がふっくらしているっていうのかな、良いと思いますよ。」
その後の競りでは去年の倍近い価格の1キロ510円から710円で取り引きされました。
いわき市では、サンマをミンチにして、ハンバーグのように丸めて焼く「サンマのポーポー焼き」が郷土料理として愛されています。
期待の魚の水揚げに水産業者からは…
上野台豊商店 上野臺優さん
「水揚げがあると地元も賑わいが出ますし、自分自身も『小名浜産のサンマです』と販売したかったので、すごくうれしいです、きょうの水揚げは。
塩焼きやお刺身などいろんな形で楽しめるサンマが揚がったんじゃないかと思いますね。」
サンマは早速27日から、県内のスーパーなどで販売されました。
(10/27 18:53 福島中央テレビ)
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