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県内にも冬の便り…冬の行事に向けた準備も 福島(福島県)



28日は冬型の気圧配置となりグッと冷え込みました。10月も後半となり、冬の便りも各地から届いています。

こちらは中テレが福島市に設置している情報カメラが撮影した映像です。午前7時すぎ、カメラがグーっと寄っていったのは福島市の吾妻山です。頂上付近がうっすらと白くなっていますね。こういう光景を見ると冬も近づいてきたなと感じますよね。福島の四季を感じる光景ですよね。福島地方気象台は28日、吾妻山が「初冠雪」したと発表しました。去年と比べて8日遅く平年と比べても2日遅いということです。

そして、磐梯山でも初冠雪が確認されたんです。こちらは猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見賢さんが、猪苗代町から撮影した様子です。山頂にうっすらと見える白い部分が雪ですね。磐梯山の標高1千6百メートル付近にある弘法清水小屋によりますと、午前8時過ぎに登ったところ小屋から山頂にかけてうっすらと雪が積っていたそうです。磐梯山ではすでに紅葉が終わっていて、山の上は冬の装いなんだそう。

そして、冬の行事に向けた準備も着々と進められています。こちらは郡山市の開成山大神宮。巫女さんが行っていたのは?これは、「千歳あめ」ですね。七五三には欠かせない縁起物です。「細く長く粘り強く、健康で長生きしてほしい」そんな願いが込められているんですよね。来月15日の七五三にむけて今、袋詰め作業がピークを迎えています。ただ、今年はこんな影響があったようです。

■開成山大神宮 宮本孝 宮司
「昔ながらの飴なので暑い時期には作れないんです。ですから9月の途中から詰めているので少し遅れている」

長引く暑さはここにも影響していたんですね。暑さで、あめの入荷が遅れたということなんです。それでも七五三に大きな影響はないそうで、七五三の祈祷に訪れる家族連れの姿が見られました。今年7歳になった朱理ちゃんと5歳になった弟の蒼志君です。晴れ着を着て楽しそうですね。自分たちで選んだそうですよ。寒さもヘッチャラですね。

■そうしくん
Qどうしてこれにしたんですか?「だってかっこいいから」■あかりちゃん
「楽しかった」「(家族が)笑顔の顔で嬉しかった」■お母さん
「とってもかわいくて記念に残る日になりました」


(10/28 18:46 福島中央テレビ)

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