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練りワサビに使う特産の「根ワサビ」福島第一原発事故の影響で続いた出荷制限解除 福島・伊達市(福島県)



東京電力・福島第一原発事故の影響で、出荷が制限されている伊達市の畑わさびの根について、国は、福島県の管理計画に基づく栽培を前提に出荷制限を28日付けで解除しました。

伊達市の畑わさびは、原発事故後、放射性物質の影響で出荷が制限されていましたが、2018年からは、県の管理計画に基づく栽培を前提に、一部の畑で出荷制限が解除されました。

しかし、出荷できるのは、花と葉のみで、練りワサビに使う根の出荷は制限されていました。これについて県が改めて根の検査をしたところ、基準を超える放射性物質が確認されなかったため、28日付で根も出荷制限が解除されました。

伊達市の畑わさびは、原発事故前、出荷額が年間約1億円の市の特産で、産地の復活が期待されます。


(05/29 11:14 福島中央テレビ)

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