■「パパに自信を持ってもらうことが大切」“子育て”が楽しい旅になるように…パパが主役の子育て教室 福島県(福島県)
男性がもっと育児に向き合えるようにと、福島県内の小児科医院と東京大学出身の医師たちが開催している全国的にも珍しい育児教室を取材しました。
参加するのは赤ちゃんとパパ。乳児を持つパパが主役の教室なんです。
郡山市の小児科医院に集まったのは生後6か月までの赤ちゃんとパパたち。パパのための育児教室、「Papa voyage」です。
「子育て」が楽しい旅になるようにとの思いが込められています。半年の育休を取っているこちらのパパ。
パパ「2人きりで出かけたことがないから大丈夫かなと心配はありましたが、妻の助けになればというのと、この子のためになれば」
ママと育児を分担していますが、もっと育児スキルを上げたいと参加したんだそう。教室では医師や看護師が見守る中、ママがいない状態でパパが赤ちゃんのお世話をします。
このPapa voyageを企画したのは東京大学出身の医師たちです。
■企画した 山崎玄稀医師
「ママは、出産後、助産師さんから結構いろいろ教わる機会があるんですけど、パパはそういう機会がないまま。でも育児がどうやったらいいかわからない。パパが主体的に医師だったり看護師さんに色んなことが聞けたり、パパが育児をするっていう時間をこうして設けられたらいいと考えてます」
パパにできることをたくさん見つけて欲しいと、取り組みに賛同する菊池医師は言います。
●菊池信太郎医師
「この企画はお父さんのためのという企画なんですけど、それをきっかけにいろいろなお話がお家の中でできるようになったりとか、お母さんの苦労を半分でも分かち合えたりとか、逆にお父さんがいろんな自信を持ってもらうってことがすごく大事だと思います」
Papa voyageは2026年3月まで菊池医院で毎月、開催される予定です。
(04/22 18:53 福島中央テレビ)
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