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暖房器具「使い始め」の今こそ注意が必要 福島(福島県)



冬が近づいて来ると、使う人も多くなるのがストーブなどの暖房器具です。最近、使い始めたという人も多いかもしれませんが、特にこの「使い始め」の今こそ注意が必要なんです。

11月に入り、日に日に寒さが増す、県内。

■街の人は
「足とか冷たくなって」「先日は霜が下りちゃって真っ白になってた」「暖房器具をフルに活用して…」

福島市で話を聞くと、多くの人が暖房器具を使い始めていました。実は、この「使い始め」が危ないとされているんです。「NITE」の調査では11月から暖房器具をめぐる事故が増え始め、12月から2月にかけて多い状態が続くとされています。寒いからと言って、布団の近くでストーブをつけたままにすると、寝返りで布団がストーブに接触…たちまち、燃え広がり大きな火事になる恐れもありますまた、洗濯物を早く乾かそうとストーブの近くに置く。これも危険です。洗濯物がストーブに落下もしくは触れてしまうと、洗濯物が燃えて、火事の原因になります。NITEは、ストーブの近くに燃えやすいものは置かない。さらに就寝時や暖房器具から離れる際は必ず電源を消すよう、呼びかけています。一方、灯油を扱う際の注意点も燃料タンクのキャップがうまく締まっていないと…灯油がこぼれて引火。勢いよく火柱があがる。こんなことも、起きてしまいます。暖房器具を使う際は、ほこりなどがたまっていないか、チェックすることはもちろん、火事を引き起こさないように細心の注意が必要です。


(11/04 18:33 福島中央テレビ)

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